3.11
『生きてることさえ辛いことだと知ったあの日を忘れたい』
とある知人の言葉です
お子さんを亡くした悲しみを処理しきれず思わず呟いていた言葉
この言葉を聞いて何も言ってあげることはできませんでした
幸い僕は関東以南に住んでいたので
そこまでの被害や悲しみを体験せずに済みました
けど子を持つ親としてこの言葉は決して軽いものではありません
いつ何時自分の身に降りかかるか
今もご夫妻2人でこの悲しみと戦っていられるとのことです
メディアでは『あれから10年』
なんて節目のような報道のされ方をしていますが
節目なんてあるわけがない
全国民、全世界が驚愕したあの光景
きっと死ぬまで脳裏に焼き付いているであろう
『生きてることさえ辛いことだと知ったあの日を・・・』
忘れる以外にこのご夫婦を救う手立てはあるのだろうか
自分の無力さに腹が立ちます